地域経済 2026.01.13

発達支援などの奏音 通信制高校を新築移転 受入体制広げ4月始業

発達支援などの奏音 通信制高校を新築移転 受入体制広げ4月始業

 発達支援や訪問看護の事業所を運営する奏音(かのん、中区白島中町、森川敦子社長)は、通信制高校「K教育財団 森川ハイスクール」(同東白島町13―7の1階)を白島中町4―1に新築移転する。未就学時から自社事業所に通う子どもを中心に通常の学校教育になじめず引きこもりになった児童を支援しており、人数増加に伴って受け入れ体制を拡充。3月末に竣工し、4月中旬に入学式と始業式を開く予定。
 学校法人つくば開成学園(茨城県)の広島校として2023年11月に開校し、関連法人の(財)K―education(ケイエデュケーション、代表理事同)が運営している。療育事業の知見を生かし、例えば数字などの読み取りが苦手な子どもには授業用のレポートを縦書きにして文字を大きくするなど、認定心理士や作業療法士らが子どもの発達レベルに応じて配慮する。当初想定の定員15人を超え、4月以降に十数人の入学を見込んでいる。
 賃借物件が手狭となり、市道御幸橋三篠線沿いの敷地182平方㍍に3階建て延べ372平方㍍を建てる。1階に「コミュニケーション&ライブラリーコーナー」を新設。将来の夢や進路選びの参考になる書籍をそろえ、子ども同士の交流も促したいとする。2、3階には個別学習や面談に使う部屋、単位取得に必須の対面授業「スクーリング」を行う大型教室などを充実させた。広島県の2024年度の全小中高校の不登校児童生徒数は10年前から約2・5倍の1万581人となり、通信制高校の需要が増している。
 奏音は2010年に設立。遊びや運動などを中心とした発達支援事業所・放課後等デイサービス事業所6施設、不登校児が対象の訪問看護リハビリテーション1施設を市内で運営する。利用者は計約1200人。

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