佐々木 / 江口 康人社長
発電パネルの下で農業を行う営農型太陽光発電でキクラゲなどの菌類を栽培しています。収穫後は乾燥・加工して、卵アレルギーでも食べられる代替卵の原料として供給。加えて、工業製品の石油由来原料に置き換わる新素材の開発も進めています。
営農型発電では売電収入目当てで参画し、農業をおろそかにする業者が問題で、今年の農水省の調査では8割以上が不適切な状態でした。裏を返すとそれだけパネル下での農業は継続が難しいのですが、私が根気強く続けるのは、未来のために持続可能な社会の実現が必要だという信念に基づく「価値合理的行為」だからです。仮に大金を得られるとしても美徳に反する事業選択は行いませんし、逆に必要だと思えば稼げずとも、批判されても、内的パワーで突き進むのです。一見得られる結果が同じでも、利益や効率を動機とする目的合理的行為とは根本的に異なります。
近年は就農者数の維持と障害者の社会進出に重要性を感じ、農福連携の実現に向けて昨年に全国でも前例のない移動式トイレトレーラーを導入。今年初めて、知的障害がある20代の女性に山間部の農地で働いてもらえました。
今後も信念をぶらさず、価値観を共有できる仲間たちと連携して理想の実現に尽力していきます。
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