家具や小物で建て売り物件の飾り付けを手掛けるケイデザインベース(西区南観音、川﨑恵子社長)は関連会社で今夏にブランド「Cofel(コフェル)」を立ち上げ、家具の企画・販売に参入した。製造は小ロット生産が可能な中国やベトナムの協力工場に委託する。
住宅メーカーから委託を受け、実際の住空間をイメージできるように展示用住宅を飾り付ける「ホームステージング」を主力とする。これまでに3000棟の装飾を担った知見を生かす。企画・販売は2023年設立のエモーション(同所、社長同)が担う。
子育て中の30代女性が主対象で、日本の住宅に合う小ぶりなソファ、アームチェアなど18品をラインアップ。高級感のある生地や木材を採用し、汚れにくさや椅子の座面を交換できる仕様など機能性を訴求する。例えば椅子は、アーム部分をテーブルにひっかけると脚が浮いて掃除しやすくなるほか、背もたれを低くすることでテーブルの下にすっぽりと収まって生活動線を邪魔しない。通販で扱い、中心価格帯は椅子2〜3万円、ソファ10万円前後(いずれも送料込み)。来春までにテレビボードなど20アイテムを加える。ホームステージングにも使い、仕入れ原価の低減につなげる。27年9月期に家具販売の年商1億円を目指す。
広島、岡山、山口県で展開するホームステージングが好調に推移。エリア拡大に向けて今春、3拠点目の福岡営業所を開いた。併設の倉庫に在庫を構えて納期を短縮。デザイン性やコスト競争力を強みに需要を取り込む。
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