地域経済 2025.12.08

住宅改修のマルコシ 小型EVで高齢者支援 地域との接点強化へ

 住宅リフォームのマルコシ(安佐北区落合、木原淳代表社員)は高齢化が進む高陽での移動支援を目的に、電動小型モビリティーのレンタル事業を始める。本社隣接のビル(敷地面積約120平方㍍)を取得して拠点の整備を進めており、2026年2月中のサービス開始を予定する。
 同社は本社1階を開放し、「こども食堂」の運営や、地域住民が趣味の教室を開くためのスペース貸し出しを行ってきた。こうした地域に根差した活動が住民との信頼関係を深め、本業のリフォーム受注の拡大につながっている。新事業もこの戦略の延長で移動手段の提供を通じて、リフォーム需要が見込まれる高齢世帯との接点をさらに強化する狙いだ。
 導入車両はユナイテッド・ソリューション(南区)が販売する3輪の「EQV―ピクニック」(月額2万5000円〜)ほか、仙台市で販売実績のある三輪タイプ(同6000円〜)の電動モデルなど。ピクニックは3人乗りで時速60㌔㍍で走行し、高陽の坂道もスムーズに登れる。10台体制で運用を開始。本社隣接の駐車場には試乗・練習エリアや整備スペースを設け、運転に不安がある高齢者でも安心して利用できる環境を整える。木原代表が整備を行う。
 レンタル利用を通じた定期的なコミュニケーションから、充電設備の設置や手すりの取り付け、段差解消といった潜在的な住宅の困りごとのくみ取りへの発展を期待する。木原代表は「移動支援を入り口に、住まいの安全も支える循環をつくりたい」としており、地域課題の解決と本業の成長を両立させるビジネスモデルとして軌道に乗せたいという。

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