ドリームベッド(西区、三宅弘人社長)は、経済成長が著しいインドネシア向け輸出を本格化する。現地の家具製造販売パートナーと高級マットレス「サータ」のOEM契約を締結し、今夏から出荷をスタート。10月にジャカルタであった製品発表会を皮切りに販売に乗り出した。富裕層向けに〝メードインジャパン〟ブランドを訴求し、アジア市場を視野に海外マーケットを掘り起こす構えだ。
輸出先は、同社と同様に米サータブランドのライセンシー。高品質の定評を受けるメードインジャパンのラベルを付けて展開する。日本市場の縮小をにらみ、5%を上回るGDP成長率で推移する購買力を見込み、一般向けに現地の百貨店や家具販売店などへ売り込む。現地での発表会で手応えを得たという。今後は周辺諸国へも販路を広げていく。
ドリームベッドは自社工場で複数の海外有数ブランドを国内独占でライセンス生産するビジネスモデルが成果を上げており、昨秋はソファの仏リーン・ロゼ社以来約40年ぶりに、米マットレスブランド「KING KOIL(キングコイル)」とライセンス契約。12月から受注を始め、順調な滑り出しという。世界的な高級ホテルチェーンへの納入ブランドと認知されており、約80カ国に販売網を有し、アジア主要国にも進出する。サータに次ぐメードインジャパンの輸出も構想している。
第2四半期はインバウンド増などを受けてホテル向けが好調な商業施設向けが前期比22%増の6億5600万円を売り上げたほか、総売り上げの70%以上を占める家具販売店向け、ロゼなどを扱うショップやショールーム、ECなど販売チャネル全体で底上げし、過去最高の56億円超を計上。引き続き、マルチブランド戦略と販売チャンネルを強化拡大し、中期経営計画最終年度の2026年3月期は当初予想の売上高119億円を見込む。