地域経済 2025.12.08

メイト(北広島町) 芋けんぴ、カット芋加工場を建設 コンビニ経営から農業参入、6次化で栽培拡大へ

 北広島町を中心にコンビニエンスストア6店舗をFC加盟で経営するメイト(同町新庄、細山力生社長)は、同町今田3925―1のスーパー跡地にサツマイモの加工施設を建設する。来年2月から稼働予定。芋けんぴなどを生産し、自社のコンビニ店、道の駅、子会社の和菓子店、レストランなどで販売を予定する。
 加工場は敷地約500平方㍍、平屋約200平方㍍を改装する。HACCP(食品衛生管理システム)対応で、芋の洗浄機、カット機、オーブン2台、ブラストチラー(冷却機)、異物検査機、ウオークイン冷凍庫などを設置。グループ会社が2022年から栽培するサツマイモの芋けんぴ、芋ペースト、カット芋などを生産する。農場近くにキュアリング(乾燥)施設約150平方㍍も整備。加工場では障害者を含め3人の雇用を見込む。農水省の地域資源活用価値創出整備事業を活用し、総合化事業計画と農業改良資金利用資格の認定を受けた。総事業費は1億1000万円。日本政策金融公庫広島支店の支援で、補助金と農業改良資金を一体利用する。
 耕作放棄地などを活用したサツマイモ栽培は現在約3万平方㍍で、アルバイト含め5人が担当する。今年は農協や県農業技術センターの指導を受け、年間で18㌧に増産。22年にM&Aした明治創業の勝原白貫堂(同町壬生)は、スイートポテト「芋吟」を販売。干し芋などの新製品や芋吟の増産も計画する。山口県の山縣本店に委託し、芋焼酎「呑む力」、「芋吟」も製造。コンビニ事業は1月に北広島町壬生に7店目を開く予定。細山社長は「加工場建設を機に芋栽培も年間25㌧規模に増やす。地元の耕作放棄地で栽培したサツマイモを原料に使うことで地域貢献したい」と話す。

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