ホープ 2025.11.25

建物の「かかりつけ医」

森信建設/森信 秀一郎 社長

建物の「かかりつけ医」

 2024年に広島青年会議所の理事長職を全うし、今年9月に社長就任。慌ただしい日々でも可能な限り、お客さまの元へ足を運びたい。
 来年4月に創業135周年を迎える当社は、長年にわたるお得意さまが多い。過去に手掛けた物件の改修や建て替え需要の増大が予想され、寄り添って解決策を提示していける会社でありたい。だからこそ「御用聞き」の質を一層高めるとともに、建物の「かかりつけ医」を目指している。建築物の構造への理解や修理履歴などの蓄積はもちろん、新しい技術も柔軟に取り入れ、強固な信頼を築いていく。
 広島の〝建てる力〟の次代への継承も欠かせない。超大型プロジェクトを除き、県内の案件は地元企業が施工するのが当たり前の状況になるのが理想的だ。縄張り意識の話ではなく、地域の〝建てる力〟は災害対応力にも直結すると思うからだ。もちろん当社だけで実現できる課題ではなく、協力会社などと協力しながら次世代を育てる。そのためにも、建設業界で働きたいと思う人を増やすことが重要。時代に合った働き方や、年齢を重ねても無理なく続けられる環境を築き、誰もが安心して力を発揮できる会社でありたい。当社もデジタル化を進めており、叡啓大学のプログラムに参加してプロ人材の受け入れを検討。効率化で生まれた時間は、お得意さまにしっかり向けたいと考えている。
 当社が4カ所で運営するグループホーム事業のように、建てるだけではない価値創出も積極化したい。

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