ゲーム開発のジノ(東広島市鏡山、北尾共社長)は来夏、1作目となるパソコン用ロールプレイングゲーム「ブレス ユー アゲイン」を発売する。近年人気が高まるアニメ調のグラフィックを採用し、初年度5万本の販売を目指す。
主人公の魔法使いの少女が、魔物と戦いながらダンジョン(迷宮)からの脱出を目指すストーリー。色の数を絞り、はっきりとした影や輪郭を付けることで手書きアニメのような雰囲気を出す。ダンジョンの構造やレベルアップで得られる攻撃力向上、特殊能力といった効果は毎回変わり、何度遊んでも新鮮な体験が得られるという。有名ゲームに携わったシナリオライターを起用。
ダウンロード版で、1980円。ゲーム販売サイトのスチームで扱う。PS5、スイッチ2版や続編を検討する。北尾社長は「開発費の調達に向けて行ったクラウドファンディングで約1200万円が集まり、期待を感じる。無料で遊んでもらい意見を収集するプレイテストを5回以上行い、顧客満足度を高める」と話す。
北尾社長が広島大工学部に在学中の2022年(現在は退学)に設立。23年度、県のスタートアップ支援プログラム「ひろしまユニコーン10」に採択された。VRゲーム開発が主力だったが、市場動向を踏まえてゲーム全般と受託開発に領域を広げた。
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