地域経済 2025.11.25

エコートの光触媒コーティング カーエアコン洗浄全国FCに採用

 大野石油グループで、酸化チタン光触媒コーティング剤を製造販売するエコート(中区西白島町、大野貴嗣社長)は、佐賀大学の一ノ瀬教授と共同開発した新光触媒コーティング剤が全国にFC展開するクリーンデバイス・テクノロジー(略称CDT、東京)のカーエアコンクリーニング事業「空気の洗車屋さん」に採用された。11月から全国約3000加盟店へ順次、導入している。
 カーエアコン用フィルター向けに採用された新製品は、一ノ瀬教授の「ペルオキソチタンと銅の複合化研究」を実用化。従来の光触媒では難しかった銅イオンを安定して分散させる技術を確立し、抗菌・抗ウイルス・防臭性能を高めた。光が届かない場所でも銅イオンの働きでカビや細菌の繁殖を抑える効果がある。作業しやすく、乾燥時間の短縮や施工ムラも軽減。有機溶剤を使わずサステナブル設計とした。プロ仕様の性能を発揮するコーティング剤がDIY感覚で施工できるのも特長という。
 CDT社は、臭いの原因になるカビやほこり、花粉などがたまるエアコン内エバポレーター(熱交換器)の洗浄技術に特許を持つ。中古車販売店やガソリンスタンド向けに加盟店を広げており、新コーティング剤を扱うことでシナジーを高める。
 エコートは28年以上にわたり、光触媒技術を研究・開発してきた。2006年にグループ入りし、19年に南区出島に生産工場を稼働。住宅やオフィス、公共施設、車内など多様な環境空間で施工実績を持つ。CDTほか、抗菌・防臭の車内コーティング用にも採用が決まっており、今後は中古車販売店、ガソリンスタンド、レンタカー会社などを中心に拡販していく構え。

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