日本M&Aセンター中四国支社/小川 洋輝 支社長
M&A仲介の最大手。事業拡大に伴い今年4月に支店から支社に昇格した。2024年度の支店売り上げは前年比130%と右肩上がり。
「近年は上場や事業売却を一気に目指すだけでなく、株式の一部を一度ファンドに売却する例も増えています。ファンドのノウハウで組織体制や経営状態を整えてもらうことで、数年後に価値を高めた状態で残りの株式を売却できるケースが多いからです」
同社が岡山県で手掛けたメーカーの案件ではデータを用いた在庫・生産管理、海外市場向け販売戦略について専門性を持つファンドにアドバイスを受けて事業が伸長。4年で株価を約5倍に伸ばし、50億円以上で大手の買収を受けたという。
1974年4月26日生まれ、福山市出身。広島大学付属福山高校、慶応大学商学部を卒業し、商工組合中央金庫に勤めて2009年に入社。21年4月から現職。同社の仲介で2018年にNOVAホールディングスを親会社に迎えた広島ドラゴンフライズとは今年8月にスポンサー契約した。3月にアジア制覇したチームの勢いを借り、県内での認知向上を図る。
「県内企業の休廃業は増加傾向。自社の価値を低く見積もって廃業してしまう経営者に、M&Aを通じた企業価値向上や事業承継の有用性を認知してもらいたい。地場中小企業の存続が地域の将来を守る要諦。地元のために経営者の決断を後押ししていきます」
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