インタビュー 2025.11.10

事業再構築計画を始動

福留ハム / 福原 治彦 社長

業務提携でクロスセル推進 無添加ハム・ソーセージに力

 スーパーで扱うハム・ソーセージなどの食肉加工品を製造。スーパー、飲食店など向けに精肉卸も手掛ける。長年の業績不振を背景に、来年3月から3カ年の事業再構築計画を策定した。鶏肉加工のトリゼンフーズ(福岡)、食肉商社の双日食料(東京)との業務提携などを柱に、Ⅴ字回復を目指す。福原治彦社長に意気込みを聞いた。

業務提携の狙いは。

 同じ肉の分野でも当社とは異なる商材や販路、強みを持つ企業と協力することで、事業基盤を強固にできるのではないかと考えた。かねてから取引のあった両社に声を掛けたところ、販路や商品ラインアップを拡大したい先方と思惑が一致し、トントン拍子に話が進んだ。
 提携により、日本に輸入される北米産冷凍牛肉の約3割を扱う双日食料、ブランド鶏「華味鳥」を自社生産するトリゼンフーズから良質な原料を安定してリーズナブルに仕入れられるようになる。また、クロスセルを推進。両社は当社がカバーできていなかった関東や九州の外食、コンビニなどに当社製品を拡販。当社も両社の商材を中四国のスーパーなどに提案する。また、両社が受注したOEM品の一部の製造を当社で引き受け、工場の稼働率を現在の7〜8割から最大限近くまで引き上げたい。知見を持ち寄り、OEM商材などの共同開発にも取り組む。ゆくゆくは3社で出資して当社の工場に新設備を導入し、肉惣菜など新商材への挑戦も構想している。
 今回の業務提携が当社にとって大きな助けとなるのは間違いないが、決してそれ頼みではなく、単独でやっていける力を付けていく。

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PROFILE
福原 治彦(ふくはら はるひこ)

福原 治彦(ふくはら はるひこ)  1970年1月7日生まれ、広島県出身。麗澤大学外国語学部を卒業し、98年入社。2011年の取締役、16年の副社長などを経て20年から現職。

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