注文住宅、賃貸仲介などのオールハウス(府中町八幡1―4―23、原田尚明社長)は、好調な賃貸物件の管理事業を強化する。専任のプロパティマネジメント事業部が入る社屋を10月に新設し、不動産オーナー向けのサポート体制の拡充を図る。安定した収入が見込める同事業を収益の柱に育て、当面は管理戸数を現在から約1・2倍の5000戸に引き上げる計画だ。
不動産活用提案の一環で、物件管理や空室対策など賃貸経営支援の部署を10年ほど前に立ち上げた。木造賃貸戸建て・アパートの自社ブランド「エー・レガロ」の建築をはじめ、バリューアップ工事を提案する。税理士ら専門家と連携した相続対策セミナーなども定期開催し、顧客との関係性を強めている。

事業拡大に伴い、2階建て延べ360平方㍍の本社屋が手狭になっていた。「プロパティマネジメント支店」と名付け、本社から北側に徒歩1分ほどの同2―12―24の敷地440平方㍍に2階建て延べ296平方㍍を新築。オーナーとの打ち合わせや会議に使うスペースを四つ設け、カフェ風などそれぞれ異なるデザインに仕上げた。高齢のオーナーにも気軽に来店してもらえるよう、シミュレーションゴルフスペースも備える。2階の事務所は自席を定めないフリーアドレス制にし、コミュニケーションが取りやすい環境を整えた。
1976年に設立し、2024年6月期売上高は前年比14・1%増の28億3900万円を計上。従業員数73人で、うちプロパティマネジメント事業部の人員は20人。専任スタッフの採用に力を入れ、新卒・中途合わせて年1〜2人増を計画する。賃貸仲介の店舗は南区段原南や安佐南区大町東など計5拠点体制を敷く。
この記事はいかがでしたか?