叡啓大学は9月24日、企業と大学が連携して新たなビジネス創出を目指す「共創プロジェクト」の2025年度成果報告会を開いた。今回で2年目。
企業と教員の継続的な対話を通じて潜在的課題を特定・解決するほか、新たな価値を創出する狙い。企業と学生が共同で課題解決に取り組む「学生協働プロジェクト」には、市内2社と同大学生11人が参加。プロジェクトごとにチームを組み約3カ月間、毎週8時間ほど活動した。参画企業と内容は以下の通り。業務用食品卸のアクト中食(西区)=中小規模米農家の後継者課題解決。食品パッケージ商社のシンギ(南区)=紙コップのリサイクル促進。
シンギのプロジェクトでは、大学生がハブとなり、紙コップ回収活動に企業、団体の参画を促す「ペーパーカップサーキュレーションパートナーシップ」の立ち上げを宣言。ショッピングセンターなどで使われるコップに広告枠を設けて企業の出資を受け、回収コストを賄うといったスキームを検討する。既にジアウトレット広島、広島ベイマラソン実行委員会が参加を表明。同社の田中友啓社長は「学生と共に企業課題に向き合ったことで、15年悩んできた課題の答えを出せた。今後も社内外の課題解決に向けて柔軟に意見を取り入れていきたい」と話した。
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