コピー機配送のシャルダン商会(福山市卸町、藤田哲也社長)は7月、金属加工の大和興業(同市鞆町後地)の全株式を取得した。M&Aは初めて。事業を多角化し、成長のスピードを上げる。
大和興業は1944年創業。平屋1650平方㍍の工場を持ち、機械や自動車部品メーカーを主要顧客にネジなど小型金属部品の加工を手掛ける。従業員12人で、売上高2億円規模。後継者の不在から承継先を探していた。向こう2年で1億円程度の設備投資を計画し、ネジの頭を成形するヘッダーマシン、CNC・NC旋盤、製品検査機など老朽化した機械を順次入れ替える。安定した品質と短納期を実現し、ゆくゆくは2交代制で売上高6億円を目指す。繁忙期は親会社と人材を融通し合う。
シャルダン商会は本社所在地に5000平方㍍の倉庫を構え、事務機メーカーから請け負うコピー機の保管・配送・設置が柱。3年ほど前から、500㌔以上の産業機械や医療機器の配送・設置に注力している。2024年11月期売上高は4億5500万円を計上。35年にグループ売上高20億円、経常利益1億円を掲げ、今後もさまざまな業種のM&Aを検討。キャリア開発に向け、若手に傘下企業の代表や役員を任せていきたいという。
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