地域経済 2025.10.06

ブロッサムエナジー(東京) 再エネ活用の蓄熱装置 県内で実証し工場新設へ

 再生可能エネルギー活用の蓄熱装置を開発するベンチャー企業のブロッサムエナジー(東京、濱本真平社長)は、11月中に県内で同装置の実証を始める。西日本の顧客候補が多く、来年中に県内への工場新設を計画する。
 同装置は太陽光発電などの余剰電力で電気ヒーターを加温し、熱エネルギーに変換。保温性に優れる黒鉛などを含む独自の蓄熱材で覆って高温を保ち、必要な時にガスを温めて給湯などに使えるようにする。ガスの通り道の設計の工夫や流量の自動制御で一定の温度を保つ。
 昨年、竹原市に拠点を設け、広島商船高専(大崎上島町)の学生らと開発を進めてきた。6月完成の試作機は、10〜30世帯分の給湯量をカバーできる200〜600㌔㍗時のエネルギーを蓄えられる。実証では装置を大型化し、温浴施設、寮、養殖場など実際の顧客候補に使ってもらう。既存のボイラーの稼働を減らし、CO2排出量の削減やコスト低減効果を調べる。
 年内に検証を終え、来年から量産に移る。当面は茨城県内の業務提携先で製造するが、来年中に県内に平屋400平方㍍程度の組み立て拠点を稼働させる計画。機械設備を中心に1億円程度の投資を予定する。竹原オフィス拡張も検討。

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