地域経済 2025.10.06

東京大発ベンチャーのジザイエ 遠隔操作技術で広島本社計画 西日本の顧客支援、コベルコが出資

 東京大学発のスタートアップで建機や工作機械の遠隔操作に関する技術開発に取り組むジザイエ(東京、中川純希社長)は、年内に広島本社を開く。広島、福岡、愛媛など周辺地域の引き合いが増えており、営業や顧客サポートの拠点にする。
 専用の機器やコックピットなしで遠隔操作を可能にするアプリ「ジザイパッド」や、通信環境が不安定な場所でも高画質の映像を低遅延で送れるクラウドカメラ「ジザイアイズ」を開発・販売。大手ゼネコン、建機レンタル会社などに導入実績がある。
 10月1日から中区銀山町3―1のシェアオフィス「ヒロマラボ」に入居しており、同所か市内の他の場所に本社登記する。当面は1人体制とし、県出身の中川社長が移住する。造船、製鉄といった既存顧客の現場に出向いて意見を集め、開発やサービス向上に生かす。販売代理店も開拓。開発と財務などバックオフィス部門は東京に残す。
 現在の売上高は数億円規模で、2030年に50億円と東証グロース上場を目指す。本年度、県のスタートアップ支援プログラム「ひろしまユニコーン10」に採択された。23年にはコベルコ建機(佐伯区)から出資を受け、業務提携を締結。農業などさまざまな分野への遠隔操作技術の転用を目指し、相互に技術や知見を提供している。

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