地域経済 2025.09.18

建築塗装の八紘 橋梁などインフラ補修を開始 調査会社設立や施工人材育成し入札受託へ

 建築塗装やマンションの大規模修繕工事を手掛ける八紘(安佐南区中須、庄田朋幸社長)は、橋梁やトンネルなどインフラの調査点検・補修設計事業を始める。 調査会社minetec(マインテック、社長同)を6月に設立したほか、公共工事の入札に必要な「特定建設業」許可を取得。国が老朽化インフラの更新や長寿命化を打ち出す中、受注額の大きい「橋梁事業」を新たな柱に育て、グループ売上高は5年後までに現在から1・6倍の10億円を目指す。

 2023年10月の八紘ホールディングス(社長同)設立を機に持ち株会社制へ移行しており、新会社マインテックが後継者不在の市内の調査測量会社の事業を譲受した。従業員3人を継続雇用する。安佐南区川内に事務所を構え、県内の建設コンサル会社から橋梁やトンネルの調査点検業務を請け負う。技術者などの新規採用に力を入れ、年商を5年後に2倍の1億円に引き上げる計画だ。
 補修工事は八紘が担う。県外の大手橋梁補修会社での実地研修などを通じて、自社の塗装職人と施工管理の計3人を育成。当面は既存取引先からの下請け工事の受注獲得を狙い、今期中の第1号を目指す。
 八紘は1979年設立。1級塗装技能士の有資格者が多く在籍する質の高い施工力を強みに、大型建築物の内外装の塗装工事を請け負う。近年は元請けの大規模修繕工事に力を入れるほか、営業や管理技術者の育成にも取り組み、2025年6月期は過去2番目の売上高6億2300万円を計上した。同ホールディングス傘下は八紘とマインテックの2社で、今後はM&Aで中小建築会社などのグループ化を目指している。

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