アンデルセングループは99歳で2月に逝去した相談役の高木彬子さんをしのんで、9月9日に広島交響楽団によるメモリアル音楽会を広島文化学園HBGホールで開催。約1800人が集まった。
1948年に夫の俊介さん(故)と共に「タカキのパン」を創業。67年にオープンした旗艦店「広島アンデルセン」では、銀行の建物を引き継いで生活の提案の場となるパン店にしたいと尽力し、大きな功績を残した。「平和だからこそ、パンのある食卓の提案や、音楽・文化活動ができる」とよく話していた。音楽と平和を愛しており、いつかシンフォニーホールを建てたいという夢があったという。亀岡大介広報室長は、
「生前から〝お別れの会はしないでほしい〟と話しており、故人らしい感謝の表し方として音楽会を企画。日頃からお世話になっている取引先、お客さまをお招きしました。彬子さんの遺志を継ぎ、これからもパンのある暮らしの普及や文化活動を続けたい」
やなせたかし氏が作詞、いずみたく氏が作曲したグループの社歌「パンのかおりのする街」などを演奏。なじみあるメロディーに包まれ、当時の情景を思い浮かべた人も多かったよう。
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