地域経済 2025.09.18

アイ・エム・シーユナイテッド 創業40周年に人的資本経営推進 車用検査治具が伸び売上最高6億円強

 工業用模型など製造のアイ・エム・シーユナイテッド(安佐北区安佐町飯室、今津正彦社長)は、2025年7月期売上高が前期比15・3%増の6億3200万円となり、過去最高を更新した。 今後は社内生産に加え、社外の協力メーカーとの連携を強化し、28年に売上高8億円を目指す。8月に創業40周年を迎え、人的資本経営を志向している。

 25年上期は自動車用の検査治具や開発用モデルが好調なうえ、高額受注も増収を後押しした。単品短納期の依頼が多い中、受注を取りこぼさないよう、社外の協力メーカーと連携。外注費が増えたことで経常利益は4560万円だったが、社員の時間外勤務が大幅に減り、有給休暇取得率が上昇して従業員満足度の向上につながったという。下期から現在はトランプ関税などの影響で受注が若干停滞しており、新規取引先の開拓に注力。試作品などものづくりの〝駆け込み寺〟として、開発・設計から製造まで一貫して請け負う。

 これまで20万6000円だった新卒の初任給を22万円に増額した。これに伴い平均4・5%のベースアップを実施。待遇の透明性を高めるため給与体系の見直しにも着手。年功序列や役職ではなくその人が持っているスキルに基づいて格付けする人事制度「職能等級制度」を採用した。製造現場でも冷暖房を完備するなど働きやすい環境に加え、完全週休2日制や独身社宅、資格取得支援など福利厚生を整えており、26年度は新卒4人の入社を見込む。従業員数は42人。10月25日に周年記念イベントをANAクラウンプラザホテル広島で開く。既存倉庫の建て替えや新規事業も構想している。

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