インタビュー 2025.09.11

「深化と進化」中期計画スタート デジタル端末活用し需要掘起こし

広島県信用組合 / 深山 春幸 理事長

預金・貸出金の状況は。
  昨年3月のマイナス金利解除後、この1年は預金の確保で苦労しました。恒例のサンフレ定期はピースウイング開業もあり3〜4月は堅調でしたが、その後一部の地元金融機関の定期金利が上がり、24年度上期は定期預金が10億円以上のマイナスに。秋から商品を見直し、県信組のオリジナルせんべいを持って営業。10月だけで60億円以上の純増と月別で最近では最高の伸びになりました。12月には「サンフレッチェ広島感動ありがとう定期」を企画し月90億円超の純増となり最高を更新。感動定期は組合員限定のニューマネーでしたが、広島市都心部の店舗を中心に3週間で約400人の新規組合員加入がありました。
 貸出金は24年度の貸出金残高が2737億円と約50億円伸び、そのうち住宅ローンが約40億円とけん引。業者向け説明会を積み重ね、連携を深めています。若年層の顧客と長い取引につながるほか、職員の能力向上にも役立っています。
 日本政策金融公庫と連携するローン担保証券を活用した「地域活性化ローン」、ひろしま産業振興機構ひろしま創業サポートセンターを加えた創業者向け協調融資「創業夢サポート」の新商品も始めています。

人材育成、採用はどうですか。
 今年4月に7人の女性職員が課長に昇進。6月時点で女性役席は課長8人、代理20人、係長35人、主任31人の計94人に。昨年新たに管理職立候補の仕組みとして「キャリアチャレンジ制度」を導入。1次(所属長意見書・論文審査など)、2次選考(役員面接)を行い、25年度は同制度の立候補者を含め12人を管理職に登用し、30代半ばの課長も誕生しています。
 採用は今春大学新卒12人(男女各6人)でした。中途採用は5人が入組。中途ではこれまで金融機関、保険会社、教員出身など多様な人材を採用しています。4月に大卒総合職の初任給を23万5000円に上げ、地元では広島信金と同じ水準になりました。職員一律1万円のベースアップも行いました。


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