インタビュー 2025.09.11

「深化と進化」中期計画スタート デジタル端末活用し需要掘起こし

広島県信用組合 / 深山 春幸 理事長

 4月から新中期計画がスタートした広島県信用組合の深山春幸理事長に、新中計のコンセプトや注力ポイント、預金・貸出金の状況、人材育成策や採用の状況などについて聞いた。

新中期計画のポイントは。
 「深化と進化」がコンセプトです。発足70年で培ってきた地域の顧客との関係をより深め、デジタル化、インターネットバンキングなど利便性と業務効率化のための進化を両立させ、経営基盤を強化し、地域の中で存在感を示したい。2025年度の預金残高目標は3870億円で、年間約70億円ずつ積み上げ、27年度に4000億円、25年度の貸出金残高は2840億円の見込みで、27年度は3000億円を目指しています。預貸率は72・3%を75%に上げる目標です。本業の収益を示すコア業務純益は前期約24億円で、経費率が低く、規模の割に収益が出ています。店舗リニューアル、デジタル化、給与ベースアップなどの経費増はありますが、与信費用をコントロールし、今の水準をキープしていく方針です。渉外約100人がタブレット端末を持ち、顧客に了承を得て折衝内容をその場で「渉外支援システム」へ入力させてもらうようにしています。店舗、職員、顧客ごとに情報が共有でき、融資獲得、各部からの指示、苦情対応などに役立っています。
 広島県中小企業活性化協議会への持ち込み案件は、県内の金融機関で最多の26件。同協議会には県信用保証協会や地元銀行などと共に、1人が出向しています。地元企業の事業再生支援の役割も果たしたい。

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