オタフクソース(西区商工センター、佐々木孝富社長)は、AIを活用した効率的な配送計画策定の実現に向け、来年初頭をめどに実証実験を始める。県の実証プロジェクト「ひろしまAIサンドボックス」に応募し、ITスタートアップのJIJ(東京)と連携する。
オタフクは本社近くの在庫センターから、約2000種類の商品を全国5カ所の拠点に配送している。実証実験では諸条件を数式化して比較検討し、最適解を求める「数理最適化」技術を採用した専用ツールを作成。各拠点の収容力、商品の受注状況や賞味期限、車両や運転手の手配の可否などを考慮し、過不足なく商品を届けられる計画の立案を目指す。現在5人体制で1日4時間をかける同業務の作業量を削減できる見込み。また、配送をまとめて積載効率を高め、トラックの便数やCO2排出量の削減にもつなげる。工場の生産計画への転用も構想。
5年ほど前からAI活用を推進しており、既に需要予測のほか、開発時の原料配合レシピの検索などに実用化した。営業日報を基にした顧客ニーズ分析などにも取り組んでいる。
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