レストラン統合で効率化し新サービスに資源投入
広島エアポートホテル(三原市本郷町善入寺、中村康浩社長)は館内レストラン統合で業務の効率化を進め、そこで省いた手間を宿泊者専用ラウンジなど新サービスに振り向けることで、拡大が予想される隣接空港の乗客を取り込む。
1階の「そらカフェ&ダイニングバー」を改装し、9月1日に宿泊者専用のウエルカムラウンジ24席を設けた。午後3〜10時に月替わりの広島地酒などアルコール含む飲み物、県内産の個包装つまみを無料で提供(セルフサービス、一部プランは除外)。外来利用は2000円。チェックイン受け付け前の午前11時半〜午後3時には従来のカフェを営業する。
前年度まで広島県の指定管理制度で運営していたフォレストヒルズガーデンは採算面を考慮して手を引いたほか、4月に館内の日本料理店をレストラン「オールデイダイニング アチェロ」へ統合(席数は旧2店の合計と同じ80席)。一方、2024年5月にはバーベキューテラスに天井高4・85㍍の全天候型テントを設けるなど、選択と集中を進めている。
ホテル客室は169室、宴会場は80人席など四つで計150席。空港始発便の前泊や最終便後の宿泊が多く、宿泊客は敷地内の駐車場が7日間無料になるサービスで旅行者に訴求している。25年3月期売上高はコロナ禍の落ち着きと航空会社のプロモーションが追い風となり、前期比4・5%増の8億6282万円を計上。広島空港の24年度国際線乗客数は前年度から2・16倍の36万5009人で過去最多だった。
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