27年までに5棟495戸完成へ、ホテル計画も
中四国最大級の商業施設「イオンモール広島府中」周辺で分譲マンションの新築が相次ぐ。今春完成の2棟103戸を含め、2027年までに5棟495戸が供給される予定(本誌調べ)。同モールに約280店が入る生活利便性の高さや、広島市中心部へのアクセスの良さが評価されている。
府中町は子育て支援など行政サービスが充実する点も支持され、大東建託調べの「街の住みここちランキング2025中国版」で6年連続1位となった。同モールから東側に徒歩6分ほどの同町本町ではリバックス(中区中町)が5階建ての「ラルステージ府中本町」を建設する。4LDK中心の総戸数40戸で、2027年2月上旬に完成予定。近くの同町大須ではアイディオー(中区基町)が計38戸の「アイステージ府中大須」を同年2月中旬に竣工。いずれも高効率設備などで年間の1次エネルギー消費量を20%以上削減する「ZEH―Mオリエンテッド」を採り入れる。
同モール最寄りのJR天神川駅そばでは信和不動産(西区横川町)がシリーズ最大314戸の「ヴェルディ・ステーションタワー天神川」(南区大州)を3月に着工した。同社は22年9月に駅至近の「ヴェルディ天神川駅前」(82戸、24年6月完成)の販売を開始。半年ほどで完売したことから、新物件の販売も期待できるとしている。このほか良和ハウスが東区矢賀新町に55戸を、セントラル総合開発中四国支店が矢賀に48戸をいずれも今春完成した。
ホテルを建設する動きもある。分譲マンション「ソシオ」シリーズのGAパートナーズ(中区八丁堀)は26年4月、府中町大須に「ソシオレジデンシャルホテル」(全28室)の開業を計画している。マンションのようにリビングや寝室を分けた3LDKタイプなど多様な客室プランを用意。同社は「好立地の割に近隣にホテルが少なく、需要は十分に見込める。もちろんマンション用地仕入れも積極化していく」とする。