地域経済 2025.07.17

東工電設 数年保つレトルトスイーツ開発

香港や東南アジアで販路開拓狙う

東工電設 数年保つレトルトスイーツ開発

 電気工事や洋菓子事業などの東工電設(竹原市中央、桑原直社長)は、賞味期限が数年という全国で珍しい自社開発のレトルトスイーツの海外展開に乗り出す。第一弾として今月から香港でフィナンシェのテストマーケティングを行うほか、近く東南アジアへの輸出を開始。今後はタルトやプリンなど、ラインアップの充実を図る。

 香港は金融機関の現地駐在員からの引き合いで実現した。同社は本業の傍ら2024年から洋菓子店「LALA PALETTE」(東広島市西条岡町)を経営。主に災害時の非常食用途を想定して長期保存可能な洋菓子を24年に開発したが、香港などでは日本のスイーツの人気が高く、日用的な需要が見込めると判断した。水分を多く含み傷みやすい生菓子や半生菓子は冷凍輸送が一般的な一方、同商品は常温で輸送できるうえ、缶詰に比べて軽いことから遠隔輸送にも優位性がある。初回は約1000個の輸出を計画する。桑原社長は海外を拠点に活動する日本人起業家の会員交流組織「WAOJE(ワオージェ)」に所属。このネットワークを足掛かりにフィリピンなど東南アジアにも販路を広げる。
 フィナンシェはプレーン、ココア、抹茶、ゆずの4種類。添加物不使用で、6月に賞味期限を2年から4年に延長した。タルトやカスタードプリンは同期限2年を予定。県立食品工業技術センターなどと協力しており、今後は一般的な料理のレトルト化も計画している。

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