グロース上場で大企業向けにクラウドサービスを提供するドリーム・アーツ(中区大手町、山本孝昭社長)は来年4月、顧客自身が業務アプリを開発できるツール「スマートDB」に生成AIを組み込む。完成した業務アプリは生成AIで書類の自動入力などが可能になり、さらにアプリの制作過程でも生成AIがサポートすることで利便性を高める。
アプリの開発過程で、文書の転記、社内データベースとの照合など実現したい内容を入力すると、AIが指示文面「プロンプト」を作成。これをアプリ開発画面に入力すれば、アプリの使用時にAIが起動し、業務プロセスの中でスムーズにAIを使えるようになる。例えば、稟議書は添付書類の内容を踏まえて自動入力し、作成後の文書の精査も行う。契約書と法律・社内規定との整合性チェックなどの用途も見込む。AI機能の利用量に応じて料金がかかる。AIの動作の検証や、社内で事例共有できるデータベースを設ける。
同開発ツールが主力商材で、大企業特有の複雑な権限管理に対応し50万人以上が利用。一部署の導入を手始めに他部署やグループ会社に広げてもらう販売戦略がうまくいき、2024年12月期連結売上高は大台の50億円を突破した。同ツールの使用・活用法に関する認定資格制度の普及に注力し、今年中に取得者が3000人に達する見込み。今期売上高は56億円を計画。
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