共創プロジェクト第1弾スタート
不動産総合開発のマリモ(西区庚午北)とイオンモール(千葉市)は、イオンモール広島祇園(安佐南区)敷地内での分譲マンション開発やコミュニティースペース提供などを通じた共創プロジェクト第1弾を始める。
マリモグループはソーシャルビジネスに力を入れており、同プロジェクトを通じて地域コミュニティーの希薄化という社会課題の解決に切り込んでいく。建物はモール敷地内の約2900平方㍍に2028年春ごろの着工を予定する。設計などは未定。単なるマンション開発ではなく「地域とつながるまちづくり」をコンセプトに、例えば子育て世代が気軽に立ち寄れるイベントや学生の発表の場、モールの専門店と連携したワークショップ、防災教室などで多世代交流や多彩な活動の創出を促す。自治会や町内会など従来の地域コミュニティーとも連携する。また、マンション居住者は公道を経由せずモール内に徒歩で気軽に行ける利便性が特徴で、限定サービスや特典も計画。
全国で累計3万戸超を供給
マリモの分譲マンション開発実績は県内50棟超、全国45都道府県で累計494棟3万1898戸に上る。
市内で進行中の3案件は、南区稲荷町2―18(地番、以下同)の敷地448平方㍍に建設中の「グラディス稲荷町リバークロス」が15階建て延べ3325平方㍍。JR広島駅と付近の再開発で利便性が一層高まる。全て京橋川向きの総戸数36戸。一次エネルギー消費量の削減効果が認められたZEH―Mオリエンテッドの評価を取得した。2026年9月中旬に完成予定。25年8月上旬から入居開始予定の「同 西広島駅前ザ・タワー」は西区己斐本町1―14―2の敷地815平方㍍に20階建て延べ5321平方㍍。駅前再開発計画などで発展が予想される西広島駅に至近で、総戸数65戸。「ポレスター仁保新町テラス」は南区仁保新町2―2010―1の敷地2301平方㍍に15階建て延べ5040平方㍍。周辺に生活利便施設がそろう。総戸数58戸。25年8月下旬に完成予定。いずれの物件も地盤の強度指標で非常に密とされるN値50以上の硬い支持層に多数の杭を埋め込むほか、床や壁、柱などに高耐震・耐久仕様を採用。全般に遮音性能も上げている。