広島大学(越智光夫学長)は経済産業省の補助金とサタケ(東広島市、松本和久社長)やイズミの山西泰明会長などからの寄付を受け、ワクチンや医薬品の開発製造拠点を南区の霞キャンパス内に設ける。2026年9月の完成、27年の運用開始を目指す。
6月23日の起工式に、松本社長や山西会長らが参加。越智学長は式典後の会見で「総事業費およそ50億円のうち、補助金で賄えるのは約30億円。残額を捻出するため民間に協力を呼びかけたところ、サタケから5億円など多くの善意を頂いた」と話した。山西会長はイズミ社長だった昨年10月に、自社株式9万株を寄付している。同拠点の整備は経産省がパンデミックなど有事に備えてワクチンの生産体制を強化するための事業で、大学として採択されたのは広島大学が唯一。4階建て延べ2564平方㍍を予定。
この記事はいかがでしたか?