県内企業の海外進出を支援、商談会も計画
ひろしま産業振興機構国際ビジネス支援センターは4月、香港の海外ビジネスパートナーを拡充した。上海事務所の廃止に伴い昨年10月に同制度を始め、4人目の海外在住パートナーと契約した。県内企業の海外進出支援に加え、4、6月に食品分野などのバイヤーを広島に招く商談会を企画。昨年度からバイヤーなどのニーズに基づく商談を一層促しており、マーケットイン型での成約率向上を図る。7月には欧州バイヤーを招へいする輸出商談会も計画している。
新任ビジネスパートナーの横藤田憲一氏は、香港のKYI Accounting&Consulting Limitedの代表取締役を務める。大阪生まれ本籍地が広島で、米国公認会計士(ワシントン州)、香港公認会計士の資格を持つ。かつて上海事務所長だった洲澤輝氏や桜葉コンサルティングの遠藤誠社長など3人と共に、①初期相談(海外展開の現状把握、企業の意向確認など)、②相談計画作成(解決すべき課題など)、③個別相談で現地企業紹介、トラブルや商標登録などに対応する。ジェトロや中小機構のアドバイザー紹介にも応じる。
欧州バイヤーを招く商談会は、日本酒、食用酢など県内企業の輸出実績があるフランスを候補に調整している。従来の貿易実務研修に加え、下期に「PCQI(予防的管理策有資格者)研修」も計画。同資格は、米国食品安全現代化法下で食品製造業者が食品安全計画を策定・実施・監視するために必要とされる。8月7日には福山商工会議所で異業種交流会を予定し、備後での会員企業増加を図る。
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