地域経済 2025.06.26

「広島青年塾」の発足準備委員会 松下政経塾元塾頭・上甲氏の教え継ぐ

実践研修で「志の高い日本人」育成

松下政経塾で塾頭を務めた上甲晃氏(83)の教えを引き継ぐ、広島青年塾発足準備委員会(長岡秀樹代表=CIA社長)が立ち上がった。6月13日、説明会と上甲氏の講演会をエディオンピースウイング広島で開き、約100人が参加。今後、三次市や中区で開く3回のプレ講座などを経て、来春の開塾を目指す。

上甲氏は京都大を卒業後、松下電器産業に入社し、広報、販売を担当。80年創設の財団法人松下政経塾に翌年入職した後、塾頭、副塾長、常務理事などを歴任した。95年退職後は志の高い日本人の育成を掲げる「青年塾」を創設し、現在までに2000人の塾生を輩出。松下幸之助の教えを最も伝えることができる人物の一人とされる。
上甲氏の志を後世に伝えようと卒塾生を中心に地域青年塾を全国で展開する動きが加速。5月に第1号の茨城青年塾が発足した。2例目の広島は長岡代表の出身地である三次市の集落を中心に、田舎のロケーションを生かした実践型の研修が特徴。例えば3月に行った予行講座では人間本来の生きる営みの実体験として、鶏の解体や自然薯掘り、ヒノキの伐採などを行った。次回は7月26日、全生山(ぜんしょうざん)研修所(三次市栗屋町4649)で親子参加型の講座と講演会を予定。趣旨に賛同する企業の協賛なども募る。長岡代表は「人生の師と仰ぐ上甲先生の教えは当社の経営にも生きている。己の損得を超え、使命感を持って一歩踏み出し行動できる人物を一人でも多く育てたい」と話す。
CIAは顔認証システムを使った万引きロス削減システムを展開。23年度に県の「ひろしまユニコーン10プロジェクト」で優秀賞を、6月には第33回中国地域ニュービジネス大賞の特別賞を受けた。

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