多様な業種やシーンに合わせ100本超
広島大学発の情報系ベンチャー、WEAVE(東広島市鏡山、久保直樹社長)は5月8日、生成AIの活用方法を学ぶ1分間動画を100種類以上掲載するサービス「ミーネクスト」を公開した。製造、建設など多様な業種において生成AIを役立てられるシーンや実際の使い方、プロンプト(AIへの指示文)の例を一部無料で紹介。内容や利用者フォローが充実した有料版への登録を促すほか、法人・個人向け支援サービスも用意して収益化を図る。
同サービスは例えば製造業の作業手順書を生成AIで漫画化する際の流れについて、実際のPC操作映像を使って解説。コピペ用のプロンプトも掲載しているため、利用者はすぐに実践できる。これ以外にもECサイトでの商品紹介文の作成、研修企画のアイデア出しといった事業者向けの内容に加え、教員向けに運動会でのダンスの構成、学生向けにサークル合宿のしおり作成など、さまざまなシチュエーションでの活用法を伝える。
月額980円の有料版は動画の視聴と、AI活用に関する質疑応答ページの閲覧が無制限になり、同ページで質問の投稿が月2回可能。また講師(副業やフリーランス人材など)による個別対応料金の割引や、有料会員同士の交流会も予定する。
このほか法人向けにDX人材育成や集合研修といった内容を含むプログラムを既に5社に展開しており、個人向けにはオンラインで「40代からの生成AI教室」を開催。今夏には広島市内で対面の講座も計画しているという。久保社長は「生成AIは広く知られるようになったが、業務や普段の生活の効率化に生かせている人はまだ少ない。広大教育学部での学びも踏まえ、重要なのは実践と質問できる環境だと思っている。利用者に寄り添ったサービスで習得を促し、AIではできない大事なことに時間やリソースを割ける人を増やしたい」と話す。
同社は2022年10月、久保社長が大学4年生の時に設立。翌年にキャンパスベンチャーグランプリ中国で最優秀賞を受けた。