ソアラサービス / 牛来 千鶴 社長
趣味は出張を含む旅行。ネットで何でも知れる時代だが、現地ならではの雰囲気や土地柄、人との触れ合いなどを五感で味わう醍醐味に勝るものはない。いつも節約旅で、安宿を見つけるのが、ずいぶんとうまくなった。
4月には当社の岩本かさね副社長と中米コスタリカへ出張。百花繚乱の風景で、街中に当たり前のようにバナナやマンゴーも実っている。軍隊を廃して教育や社会福祉に力を入れる平和な国らしい明るさがあり、片道30時間の疲れが一気に吹き飛んだ。JICA基金の助成を受け、女性起業家の自宅兼工房などで売れる商品づくりの研修やアドバイスを行ったのだが、コーヒーブレイク時のもてなしにびっくり。フレッシュジュースにケーキ、さらには30分かけてトルティーヤを焼いてくれ、食べきれないほど。そうして和気あいあいと過ごすのが当然のようで、余計な礼儀作法はない。心がこもるとはこういうことか、と見習うべき点が多い。同国の女性起業家は一握りが大きな成功を収める一方、多くは手工業的な生産方式。次のステップに進むためのロールモデルを示して刺激を与える必要があると感じる。
1月にニューヨークを訪れた。23年前に設立したSOHO総研の由来であるSOHO(小規模事業者の共同オフィス)発祥地をようやく目にした。広島で珍しい施設を開業した当時から、人と企業の元気を生む〝あったらいいな〟をカタチにしたい一心で事業を続けている。原点を見直せた。
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