地域経済 2025.05.22

作業服店のフィールド 新会社発足し卸売り強化 法人営業と併せ新たな柱へ

作業服店のフィールド 新会社発足し卸売り強化 法人営業と併せ新たな柱へ

市内近郊で作業服店7店を経営するフィールド(西区三篠町、佐々木浩文社長)は、新会社を設けて卸売りを強化する。労働人口の減少、通販や大手チェーンとの競争激化などを背景に、3年前から強化する法人営業と併せて新たな収益の柱に育てる。
これまでは外商部門が法人営業と卸売りを兼務しており、合わせた直近売上高は全体の約2割を占める3億5000万円まで成長を続けている。異なる知見が求められるため、昨年12月設立の「トーイング」(同所、資本金300万円、社長同)に今秋から卸売り部門を移管。フィールドは店舗経営(小売り)と外商に特化する。
卸売り部門は小売りで培ったメーカーとの関係性を強みに、作業服、下着、安全靴、手袋、工具など10万点以上の商品を扱う。取扱商品を増やしたい卸業者に訴求。大量仕入れで価格を抑える。安芸高田市と、5月末に完成予定の安佐北区可部の二つの倉庫に在庫を置き、最短で即日納める。役員3人と事務員1人体制。向こう1年で営業員2人程度を雇用し、既存社員の配置転換も進める。2026年8月期に年商1億円、29年に3億円を目指す。
外商は各店の専属社員が担い、店舗周辺企業への提案に注力する。2月には初の営業所を島根県松江市に開き、県外でも外商を始めた。
フィールドは1968年に創業。23年にオキタセンイから社名変更し、一部店舗の屋号も変えた。今回のトーイング設立に合わせて、トーイングが全株式を取得し親会社になった。24年8月期売上高は前年比7・9%増の16億3200万円を計上。今期は16億5000万円を予想する。

この記事はいかがでしたか?
県内約2,500社の企業・決算・役員情報などを検索!

関連記事

料金プランへの誘導バナー・デザイン差し替え

おすすめ記事

広告
広告

最新ランキング(2026.3.24更新)

企業データベース