インタビュー 2025.02.06

内航船、スーパー、ホテル業界好調 22期連続増収、純利益50億円台へ

広島市信用組合 / 山本 明弘 理事長

全国の信用組合の動向は。

 23年11月に新潟県の3信組が合併し「はばたき信組」が発足以降、現在合併の予定はありません。地方銀行では1月1日に青森銀行とみちのく銀行が合併。人口や企業数が減少しており、各業態で合併などの再編は今後も続くと思われます。

市信用の注力分野は。

 25年のキャッチフレーズは「継続は自信を育む」で、フットワークとフェイス・トゥ・フェイス重視で融資に特化する経営方針は変わりません。25年3月期決算で22期連続の増収、経常収益、経常利益が過去最高、純利益は初の50億円台を見込んでいます。内部留保は3月末で500億円達成の計画です。預金残高は4年後の29年3月期、貸出金は7年後の32年3月期の1兆円到達を目指しています。

ゼロゼロ融資の返済状況は。

 24年9月末時点で全体の90%以上の顧客が元金返済を行っている一方、破綻して代位弁済を受けた先や原材料費の高騰などで資金繰りに苦慮する先もあり、厳しい状況は続いています。ゼロゼロ融資総額に占る代位弁済の割合は5・2%です。

支店の新築移転などの設備投資は。

 9月に南支店、12月に鷹の橋支店を新築移転開店予定です。古江支店も26年度の新築移転を予定。その後に備後を中心にした新設店舗や、向洋、大河、戸坂、江波、出島支店などの新築移転も検討しています。デジタル化はタブレットを使う電子会議、テレビ会議、営業支援システムなどを導入済みで、今後も随時導入を検討。4月入組職員の初任給を25万5000円に上げ、信組業界、県内金融機関でも最高水準です。今春は47人が内定、来春は40人を採用する計画です。

 

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