マツダ財団 / 菖蒲田 清孝 理事長(マツダ会長)

青少年の健全育成に向けた市民活動の今年度助成先26団体を決め、4月10日に県内18団体への贈呈式を行った。助成対象はボランティア育成など6分野。不登校の児童・生徒の居場所づくりや子ども食堂といった活動の運営団体が選ばれた。
「子どもたちと真剣に向き合い、豊かな心を育む意義深い活動ばかり。青少年を取り巻く環境が変化する中、地域の存在がより重要。支援が子どもたちの笑顔や可能性につながれば」

財団は1984年に発足。科学技術振興と青少年健全育成の2領域で研究・事業を助成する。うち市民活動は広島と山口県、他は全国から募る。今回の支援額は1件当たり10~50万円で、総額800万円。累計の助成実績は2822件、20億7869万円となった。中学校教諭を務めるSTEAMラボ広島の猪狩克也理事は、
「長年にわたり中学校で熱心にロボコン指導していた先生が2023年に病床に伏し、活動継続のため設立。体験格差や部活動指導員の不足が社会問題だが、当活動は世帯年収や在籍校によらず参加できる。支援金は材料費などに使う。技術系の進路選択を考えるきっかけになれば」
