
野球の華とされるホームランはファンを魅了し、時に試合の流れをガラリと変える。カープ累計9000号は目前。歴代の強打者たちの活躍をつづる迫勝則さんの新刊「カープ不滅のスラッガー伝説」(南々社)が4月15日に発刊された。
プロ歴代4位の536本を放ったミスター赤ヘル山本浩二は、ここぞの一打で何度もチームを救った。鉄人・衣笠祥雄は、強靱な精神力で2215試合連続出場と当時の世界記録を打ち立てた。二人はYK砲と呼ばれ、カープの第一次黄金期をけん引。山本監督時代に「4番の重圧」と戦い続けた新井貴浩は監督として後進の育成に力を注ぐ。江藤智、金本知憲、前田智徳、鈴木誠也らも球団史を彩る。スラッガーたちの逸話を交えながら独自の視点で主砲論を展開。迫さんは、
「記録より記憶を主眼にファンの思いも込めた。勝敗を背負って打席に立つ彼らの一打に心を打たれる」