地域経済 2026.04.02

中通グループ 竹原に冷凍倉庫新設 カキなど水産物受け入れ開始

 中国通運などの中通グループ(竹原市)で食品冷凍保管の中通冷蔵(竹原市下野町、小坂政彦社長)は4月中旬、同町2794に6棟目となる冷凍倉庫を稼働する。従来の果樹原料に加え、新たにカキなど水産物の受け入れを開始し、地元食品メーカーからの受注拡大につなげる。

 自社所有地に平屋延べ4950平方㍍を新築。保管能力は3000㌧で、既存の5棟と合わせて1万4000㌧規模となる。広島空港や河内インターチェンジから車で10~20分の立地を生かし、顧客企業の物流コスト低減への寄与を目指す。主要取引先のアヲハタ(竹原市)のほか、水産加工食品メーカーなどから引き合いがある。

 新倉庫は自然冷媒式の冷凍機や自家消費型太陽光発電を導入し、環境負荷の低減を図る。低温荷さばき室や移動ラックを整備し、品質保持と作業効率の向上を両立させる。広島・福山・山陽・山陰を結ぶグループの広域物流の中核拠点と位置づけ、機能強化を進める。

 来年度には、輸入貨物を関税未納の状態で保管できる保税倉庫業務の開始を計画しており、認可取得を進めている。顧客は販売時期に応じた通関が可能となり、資金負担の軽減や在庫運用の効率化が見込まれる。

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