インタビュー 2024.05.16

敏腕マーケターの新たな挑戦 アヲハタのブランド価値向上へ

アヲハタ / 藤原 かおり 取締役

 マーケターとして、カルビー勤務時代に長らく30億円台で頭打ちが続いていたシリアル食品「フルグラ」の売り上げを5年間で約10倍に急成長させた。アヲハタ入社の経緯や今後の目標について聞いた。

 カルビー勤務時代にシリアルを日本に浸透させました。

 長らく30億円台で頭打ちが続いていたシリアル食品「フルグラ」の年間売り上げを最低でも100億円に伸ばすことが私の使命でした。そこでマーケティングのやり方を従来とは大きく変え、250億円のシリアル市場ではなく、17兆円の朝食市場をターゲットに据えて「グラノーラ」という新カテゴリーを創出する戦略を採りました。世の中で一番朝食に困っているのは子育て中の働く女性だと考え、子どもに出しても手抜きの罪悪感を感じないブランディングを意識しました。メーカーに身を置いていると、ものづくりに一生懸命になるあまり、消費者の視点をついつい忘れがちです。徹底的に消費者目線で考えることが大切だと感じています。

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PROFILE
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 1974年埼玉県生まれ。慶応義塾大学法学部を卒業。2001年外資系広告代理店のマッキャンエリクソンに入り、広告のストラテジックプランナーとしてBtoCマーケティングに従事。これまで「ボルヴィック」や「フルグラ」のマーケティングを担い、日経WOMAN主催の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2016 ベストマーケッター賞」受賞。20年にキユーピーで女性初・最年少の上席執行役員に就任。23年12月のアヲハタ執行役員を経て、24年2月から研究開発本部とマーケティング本部の責任者。

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