野村乳業 / 野村 和弘 社長

どんなに厳しくとも逃げず、諦めず、常に最善を尽くす。どんな難関も必ず突破できる。今、改めてそう実感している。Do My Best。この言葉が好きです。
十数年前、創業1897年の乳業からの変革を目指し、新たな市場に挑む勝負に出ました。2000年代になり、ヨーグルトをはじめ従来の乳製品市場は資本力のある大手と競合し、将来が危ぶまれた。新たな市場を探り、経営の軸足を求める中、植物乳酸菌を研究する広島大の杉山政則教授との出会いがあり、起死回生につながった。40~50人いた従業員を縮小し、私を含め4人で再スタート。ようやく腸活から健康を育む植物乳酸菌飲料の商品化にこぎ着け、23年には広島臨空産業団地に建設した新工場を操業した。
寝ても覚めても考え、決断したら最善を尽くす。事業転換に臨み、まさに背水の陣でした。運も味方してくれたのか杉山教授との出会いがあり、そうして新市場の目標がより明確になってきた。大きな転機でした。
小さなことだろうとチャレンジする社風を大事にしたい。自ら考え、動く。そうしてみんなの意識、力が集まると何事にも代え難い達成感が生まれると信じています。健康志向が高まるインド市場に挑戦するチャンスを得て、年度内の事業化を目指している。