ジェトロ広島、岡山、山口など中国5県のジェトロ事務所は6月から初の連携プロジェクトとして、デザイン・インテリア・日用品関連の企業を対象に「中国地域産品の海外販路開拓支援プロジェクト」を行う。海外ブランディングセミナーなどの事前勉強会を行い、9月からオンライン商談、10月から海外バイヤーを招へいする対面商談を計画する。対象国・地域は米国(ニューヨーク)、フランス(パリ)、中国(上海)、英国(ロンドン)、香港を予定し、地域産品の認知向上と海外販路開拓を目指す。これまでは食品分野を中心に海外バイヤーとの商談会を開催してきたが、中国地域各県には、日用品などの分野でも海外展開を目指している企業や、製品の品質・デザイン性が海外から高評価を得ている企業がある。プロジェクトは2025年3月まで予定。希望者には①海外ビジネス人材育成塾(6〜7月計5回、原則オンライン、最終回は鳥取開催)と、②海外ブランディングセミナー(7〜9月に単発で1〜2回)を行う。対象は本社・拠点が中国地方5県にあり、デザイン・インテリア・日用品を扱う事業者。伝統工芸品も対象になる。参加無料で、商品サンプルの輸送費用や交通費、通信費などは参加企業が負担する。5月末まで30社程度を募る。

担当記者:大谷

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事