山口フィナンシャルグループは、「Chance地銀共同化行」に参加する足利銀行、十六銀行、常陽銀行、南都銀行、百十四銀行と「ストラクチャードファイナンス等推進協議会」を設立した。脱炭素社会の実現や社会インフラ整備に関する情報とノウハウを共有・活用することで、持続可能な地域社会の実現に資するストラクチャードファイナンス案件などの推進に取り組む。共同化行では2015年12月に「地域インフラ推進協議会」を設立し、再生可能エネルギーなど地域経済の活性化に資するインフラ投資・ファイナンス手法に関する情報とノウハウの共有に取り組んできた。23年9月末時点の共同化行の船舶、航空機、不動産、PFIなどのストラクチャードファイナンス残高の合計は1兆3000億円となっている。新たな協議会設立で地域インフラ推進協議会の機能を吸収させ、取り組みを強化する。山口FGは昨年6月にストラクチャードファイナンス室を新設している。

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