賃貸不動産会社向けシステム開発のセイルボート(中区紙屋町2ー1ー22、西野量社長)は2023年12月、不動産賃貸の管理業者向けシステム開発のユニコム(埼玉)とシステムの連携を始めた。契約書作成や収支報告、入金管理などの機能を備えた「SimpleUp賃貸管理システム」と相互のサービス強化を図る。第一弾として、入居者との更新・退去の手続きをオンライン上で完結できる「キマRoom! PM」を活用し、契約更新業務で連携。シンプルアップのユーザーの更新案内郵送などの業務を省き、契約者の意思確認から更新契約の締結までをデジタルで完了できるようにする。今後も中小規模店で導入しやすい価格設定のシンプルアップとの連携を深め、大規模店に限られていた不動産業界のDX化を中小規模店にも広げたいとする。