AIを活用したデジタル化支援のイーグリス(東京都渋谷区、今林広樹社長)は1月16日、南区京橋町1ー7のファビット広島駅前に広島支店を開いた。呉市出身の今林社長が当面の間、拠点長を兼務する。従業員44人。エンジニアの約6割がAI・セキュリティー・量子分野のいずれかで博士の学位を持つ技術者集団で、データを暗号化した状態で収集し秘匿化したままデータ分析する「秘密計算」を得意としている。顧客情報や在庫数、販売数といった競合に漏らしたくない機密情報を扱うのに適しており、JR東日本の「SUICA」の移動・決済データと、キヨスクのPOSデータを組み合わせて、より精度の高い分析データを生成した実績などがある。広報担当者は「広島には製造業が多く、図面データを活用した業務効率化支援にも大きな可能性を感じている。関連書類をひも付けてクラウド上で一元管理するサービスなどを提案したい」とする。

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