飲食業の明神商事(西区井口明神1-6-12、川本正子社長)は同所の居酒屋「武蔵と三平」を昨年10月に閉め、改装を経て5月初旬に冷凍食品に特化した販売店の開業を予定する。店名は未定。店舗面積200平方㍍。店頭商品の7割を伊藤忠食品(大阪)から仕入れるほか、県内外の飲食店と契約を結び、すしやお好み焼き、スイーツなど約100種類を取り扱う。価格帯は300〜2500円を予定。パックした商品をマイナス30度のアルコールに浸して急速凍結させるショーケース「凍眠」を採用することで食材の細胞へのダメージを軽減し、高品質な状態を維持する。客を飽きさせないように2〜3週間ペースで品ぞろえを一部変更するほか、イートインスペースを併設。営業時間は午前10時〜午後7時。不定休。開業1年後に売上高2500万円を目指す。数年後に冷凍食品の移動販売とECサイトの立ち上げ、5年後に県内外への出店を計画。