食品卸で広川グループ中核の広川(西区楠木町、廣川正和社長)は3月、キッチンカーによる飲食販売事業「クロレ デ スミール」を始めた。同グループは広川のほか、燃料油やLPガス、住設機器などを扱う広川エナスを柱に、グループ7社で構成。2022年に経営企画室を新設し、創業167年で培ったネットワークと信用を強みに、新事業創出に取り組んでいる。キッチンカー事業は、東京で5店舗運営のベトナムサンドイッチ店「バインミーバーバー」にFC加盟。フランスパンにチャーシューやレバーペースト、ポークハムなどの肉類と、大根、ニンジン、キュウリ、パクチーなどを挟んだ「バインミー」のほか、フォーやドリンクを提供する。当面は中区大手町2-4-7のコインパーキング「アサヒパーク大手町第10」で、土日を中心に午前11時〜午後3時半に営業。同事業を足掛かりに将来は飲食の実店舗運営も模索する。

担当記者:柴田

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事