事務機器販売などの弘法(中区千田町、弘法敦志社長)は4月6日、子会社が運営する宮島の老舗旅館・岩惣の桜別館1階に雑貨などを扱う常設店「ビームス ジャパン 宮島」をオープンした。大手セレクトショップのビームス(東京)が手掛ける、日本の魅力を発信する「ビームス ジャパン」プロジェクトの一環。同社が2021年に半年ほど同所で期間限定店を運営した縁で、フランチャイズ(FC)契約を結んだ。FC店は出雲(島根)、日光(栃木)に次ぎ3店目。広さは約60平方㍍。宮島工芸製作所のしゃもじキーホルダー、越智陶芸の土鈴など地元事業者と開発した店舗限定品のほか、ミカサ(安佐北区)のボール生地を使ったお守りケース、片岡商店(中区)のトートバッグなど、オリジナル商品などを100点以上扱う。弘法社長は「『日本の魅力を世界へ』というコンセプトに賛同した。本業を通じて広島、山口県の多様な企業と付き合いがあり、そういった先との商品開発にも取り組みたい」と話した。

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