130周年
坂田昆布店 / 坂田 晃一 社長創業以来、中区榎町に本店を構える。原爆で家屋が倒壊したが、山間部で木材を手に入れて建屋を再建し、ゼロからスタートした。現在は商工センターの広島市中央卸売市場に営業所があり、昆布・いりこ・ちりめんなど幅広い乾物をそろえる。今があるのはお得意さま、仕入先さまが支えてくれたおかげだ。おいしかったと言われる商品を提供し続けたい。温暖化で天産物は一層入手困難になりそうだが、柔軟性を持ち生き残れるよう努力していく。
120周年
住吉屋 / 住田 悦範(よしのり) 社長長らく紳士服の「住吉屋」としてやってきたが、2007年2月から靴と中敷きの専門店「快足屋」をスタート。今年2月には己斐本町にウオーキングと地域のコミュニティーを目指した「快足屋ウォーキング」を開店。快足屋にめぐりあえて本当に良かったとお客さまに心から感じていただけるよう、これからも日々研さんを重ねていく。
110周年
住吉 / 住吉 慶高 社長当社は金物商で創業し、現在はリフォーム・新築・建築資材の卸販売事業を展開している。2012年から不動産事業にも参入し、加速化する「空き家問題」に取り組むため新たに住み続けられる住まいに再生し、お客さまに提供。またグループ企業のホームセンター・リサイクル事業と共に「住・生活・環境」をトータルでサポートしている。創業から大切にしている理念「信用第一」の精神と「住みよい住まいと暮らしを創造する」を提供価値と考え、今後も成長し続ける会社を目指したい。巣守金属工業 / 巣守 佳之 社長創業当時、製造していたのは自転車の鑑札。鑑札とは、いわゆるナンバープレートのことで、自転車からバイク、自動車へ時代とともに変遷した。この間、飛躍的に進歩した自動車とは対照的に、ナンバープレートはいつの時代もシンプルにその役割を果たしてきた。さらに近年登場したデザインプレートには、地域・観光振興などの全く新しい役割が加わった。弊社はこれからも安全で安心な車社会に、そして地域社会の一体感の醸成に貢献していきたい。
90周年
アンネルベッド / 石田 朋宏 社長当社は船の内装やオーダーメード家具の製造販売から始まり、1964年からマットレスの生産を開始。スプリング線の素材には高耐久で高弾性のピアノ線材を使用し、「一生一緒」の高品位な製品づくりに日々研さん。また電動ベッド開発では、介護・ケア部門の強化を図っている。今後は100周年を目指してSNSなどの情報発信で保証制度の拡充や強固なファンづくりに取り組む。健康・美容の永遠のテーマに睡眠事業を通じて社会を豊かにする企業として成長し、発展し続けたい。五興 / 柳川 征裕 社長当社は祖父の柳川秋人が建具などを製作する木工所として創業。1959年からオフィス家具の販売を始め、現在の主力事業となっている。3年前に自社事務所をライブオフィスに改装し、「はたらく」空間をトータルで提案している。今後もお客さまのオフィスづくりから企業価値向上をサポートし、広島に育てていただいた企業として地域社会の発展に寄与したい。広島陸送 / 吉清 貴一 社長創業者の吉清恵が機械販売修理業を個人で創業し、自動車部品販売業の「吉清商会」を設立。その後、トラックディーラーを中心にお客さまの車を陸送する専門業者として当社はスタートした。運輸部門でも配送・保管・引越とお客さまのニーズにお応えできるよう日々、作業品質の向上を目指して、これからも企業理念の「お客さまに『満足と安心』を提供する」を強く押し進めたい。
80周年
岡本工機 / 菊地 正人 社長当社は親会社の岡本工作機械製作所の創立者、岡本覚三郎が生まれ故郷の沼隈町に疎開工場として松永工場を創設したのが始まり。当初から歯車とそれを製造する機械を製造してきたが、1986年に岡本歯車と合併し、本社を金江町に移転した。現在は売り上げの9割を歯車部門が占めている。今まで続けてこられたのも地元の皆さまのおかげと心から感謝。昨年は府中第二工場が竣工。今後も地元に根付く企業として技術力と生産性を高め、さらなる未来へ発展するように力を尽くしたい。
70周年
吉栄産業 / 吉本 尚史 社長当社は先々代の創業からガット船を所有・運航し、各種建設骨材の海上輸送をなりわいとしてきた。創業から一貫して社員を大事にし、日々の業務に取り組んできた。今後も初心を忘れず、愚直に日々の業務に取り組み、顧客の問題解決の一助となるべく不断の努力を続けていく。
60周年
オーエイプロト / 山名 経行(つねゆき) 社長節目を迎えるにあたり、私たちは今まで培ってきた技術を基に、未来への道を切り開くことを誓う。技術革新を追求し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指す。顧客や従業員、地域社会との強固な関係をさらに深め、共に成長し続ける企業でありたい。創立100周年に向け変化を恐れず、常に前進し続ける。東海ボイラ工業所 / 渡邉 幸雄 社長先代からボイラ整備業を受け継ぎ36年。当時はすでに斜陽産業だったが、設備機器・総合販売・設計施工・保守管理と業態範囲を広げた。困っている人は放っておけない精神で、お客さまに敏速に対応し、安心・安全(ライフライン)の確保を心がけ、現在に至る。未来継続可能な社会から必要とされる企業を目指す。(学)広島文化学園 / 坂越 正樹 学長当学は短期大学60年、大学30年に及ぶ歴史があり、3万人弱の卒業生が健康・医療・福祉・教育の分野など対人援助を主とする専門的職業人として活躍している。今後も建学の精神である「究理実践(実践を伴う理論の追求)」に基づき、学生の主体的な学びを推進し、しっかりと「育てる」教育を行うことにより、有為な人材を育成し地域社会と国際社会の発展に寄与したい。
50周年
中国ターミナルサービス / 矢田(やた) 博嗣 社長執行役員ANA広島地区の総代理店として設立し、広島空港における航空地上サービス業務を主な事業としている。空港が広島市から三原市へ移転後は路線の拡充とともに地上業務も拡大。近年は空港での総代理店事業以外にも空港を基軸とした多様な事業や、JTBのグループ会社であることの強みを生かした旅行業務を広島市内で展開している。今後も広島空港を中心に周辺企業や施設と一体となって地域の活性化に貢献したい。広島八谷建設 / 八谷 健俊 社長八谷建設広島営業所として木造注文住宅を主に請負業を始めた。現社名で設立した1976年から鉄骨・鉄筋ビル建築の請負業を主軸とし、現在は47棟の自社ビル賃貸経営も行う。昨年、本社事務所の内装とロゴマークを一新。どんなことにも素直に楽しく取り組む姿勢を大切に、これまでに築き上げてきた経験やノウハウをさらに成長発展させ、お客さまの信頼に応え続ける。(学)古沢学園 / 古澤 宰治(さいじ) 理事長本学園は、創業者(元学園長)古澤敏昭の前職である千代田経営研究所の付属の経営教室から始まった。その後、商業・工業・福祉・医療・衛生分野などの6専門学校、看護・リハビリ・教育分野の大学、そして保育園を設立した。教育業界で地域の皆さまや各業界で必要とされる人材の輩出を目的とし、今後も地域社会のニーズに応え、併せて学生の満足度の高い教育と学生生活を提供するため、さらに成長させたい。ランチセンター / 北山 文栄(ふみえ)会長、八ケ代 隆幸 社長創業以来、地域の皆さまが助けてくださり節目を迎えられた。企業さまや介護施設さま用の食事提供を主とした事業を展開してきた。事業も転換期に入り、スタッフの働く環境改善と品質向上を目指し、まい進していく。冷凍総菜・チルド食品事業部の新設に伴い、設備を充実して働きやすい食品工場をつくり、今までのお客さまを大事に新しい事業展開と販路拡張を行いたい。
40周年
オヤマ / 藤田 亮介 社長宝飾総合商社を退職後、宝石卸売業で独立した。1988年に新規事業として輸入時計の取り扱いを始め、法人化した。現在は多数の輸入時計と海外ブランドの宝飾を中心に西日本の百貨店や専門店と取引している。「世界最高峰の価値」を経営理念に、価値ある商品を探し続ける。シューユゥー(ラ・マリアージュ) / 反田(そりた) 裕一 社長少子化対策と幸せな家庭づくりを目的に結婚相談業を開業。1989年には会員さまのご要望でウエディングプロデュースを始めた。昨今、多様化、複雑化していく業界で目先の利益や安易な出会いの提供に走るのではなく、真の意味でお客さまに「安心・安全な婚活」「幸せな結婚への道しるべ」を提供し続けたい。今後も初心を忘れず一つでも多くの笑顔に出会えるよう、まい進する。シンワ無線機販売 / 内藤 仁詞(ひとし) 社長家電販売店を営んでいた先代が業務用無線機に特化した販売店で創業した。修理や取り付け、レンタルなども行う。2023年6月に社長交代し、現在2代目となる。従来の業務用無線機に加え、近年はIP無線やIP電話、ネットワーク機器の売り上げも伸ばしている。今後も時代の変化に合った通信機器を提供し、お客さまの業務に貢献したい。デスモ / 谷口 充洋 社長バイクブームに乗り、30坪の小さなバイク用品店を個人で開業した。当時は着用義務が始まったヘルメットを月に50個以上販売。カスタム需要もあり、バイク販売と修理、カスタムが主となり、現在は海外メーカーの正規販売店として県内で最も多くの輸入バイクを取り扱う会社として認知されている。6月には西区山田町に中国地方最大級のオートバイとバイクウエアの店を開業予定。試乗できるコースがあり、講習なども行う。これまでお世話になってきた業界の発展に貢献したい。
30周年
リーガロイヤルホテル広島 / 室 敏幸 社長1955年に地元財界の強い要望と寄付で広島県初のホテルとして開業した「新広島ホテル」を前身とし、1994年の広島アジア大会を契機に基町で開業した。これまで支えてくださった地域の皆さまに感謝し、周年記念企画やキャンペーンを年間通して行っている。これからも「世代を超えて愛されるホテル」を目指し、広島の迎賓館として期待以上のおもてなしを提供できるよう、サービス力のさらなる向上と料理の研さんに努める。川崎興産 / 川崎 絹江 社長安芸区矢野で先代の川崎義則が解体業で創業した。現在は2代目として先代の教えを元に「安全・迅速・丁寧」を心掛け、社会貢献に努め、地域に愛される会社を目指す。
その他周年企業
▽100周年=クスノキ。70周年=濱田製作所。▽60周年=エビスワーク。▽40周年=大興、頓京組。
担当記者:阿戸