東証プライム上場で、自動車の骨組みとなるプレス部品を主力に、低温物流向けの冷凍車、空調機器、電子機器を手掛ける。東広島市八本松松原の広島事業所の工場では冷凍コンテナの製造・架装に特化し、西日本全域を担当している。「当社は国内で唯一、コンテナと冷凍装置を一貫生産する体制を敷いており、車両の大きさから温度帯までをフルオーダーで対応する。EV(電気自動車)の需要が高まる中、冷凍装置の電動化にも力を入れるなど、クライアントの要望に寄り添い解決する提案力が強みだ。食の安全を支える使命を全うしていく」1965年3月6日生まれ、神奈川県出身。87年に入社し、相模原事業所で溶接作業に従事。2002年から工長を務め、米・アラバマ州の自動車機器工場を皮切りに、中国・湖北省、インドなど海外3拠点の立ち上げに参画。中国では工場長にも就いた。23年10月から現職。言語や文化、考え方の違う海外での経験から、「傾聴の大切さ」を学んだという。「自身の意見を伝える前に、まずは相手の意見にしっかりと耳を傾ける。コミュニケーションを図る上で当たり前のことだが、その重要性に改めて気付かされた。当事業所の全社員が連携を密にとり、一丸でまい進していく」妻と双子の子どもを神奈川に残し、東広島で単身赴任。休日はバイクでツーリングを楽しむ。

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