補助金・助成金活用のIT導入支援を行うソフト商会(安佐南区長束西、坂本哲一郎社長)は2月1日、別々に管理されることが多い経理と販売管理をクラウド上で連動させて事務を省力化する統合システム「三方よしクラウド」の一般販売を始めた。販売代理店を通じて全国に営業を展開する。売り上げ、原価と経理仕訳を入力すると、売上伝票や請求書、帳簿や試算表などが自動で作成できる。アイコンや文字を大きく表示するなど操作性を重視した構成とし、パソコンに不慣れな中高年スタッフにも使いやすくした。15年ほど前から自社開発のソフトウエアを使って中小企業の事務支援を行ってきたノウハウを生かした。月額1万5000円、追加ライセンスは同5000円。建設業に特化した「三方よし建設クラウド」(同2万円)と共に、昨年から既存取引先に提供していた。2026年9月末までに200社の導入を目指す。同事業は昨年8月に広島県の経営革新計画の承認を受けた。