地場流通大手のイズミ(山西泰明社長)は1月30日、近隣型ショッピングセンター(NSC)「ゆめモール五日市」の起工式を行い、今秋から来秋にかけて段階的にオープンする。1977年5月開業した佐伯区五日市のゆめタウン五日市の老朽化に伴う建て替え。東広島市西条町に昨年10月開業したオープンモール形式の県内2店舗目となる。敷地面積約1万8100平方㍍に延べ面積約6900平方㍍(営業面積約5500平方㍍)、駐車台数約250台。前田建設工業の施工。直営食品スーパー「ゆめマート」を核テナントにアパレル、レストラン、生活雑貨など15専門店を、駐車場を囲むように配す。便利で快適な地域の生活拠点を担い、コミュニティが生まれ、憩える場所としても機能させる。昨年11月に営業を終えた薬品・住居関連品のリビング館を改修工事後、1月26日に100円ショップ「ダイソー」、ヘアカラー「スマートカラーKirei」を、29日に女性専用フィットネスクラブ「カーブス」を移転オープン。今秋に現本館1階の食品売り場を移転し、ゆめモールをオープンする予定。現食品売り場は移転するまで営業を続ける。その後、本館を解体し、来春に南側駐車場に「#ワークマン女子」、来秋には本館跡地に「ファッションセンターしまむら」をオープン予定。オープンモールは13年に新業態として、山口県下関市に開業。今春には熊本市のベッドタウンで半導体工場の建設予定がある合志市にオープンする運びだ。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事